夏のお楽しみ特別講座  ―どこか似ている作品を読み比べて楽しみ味わうー

活動報告

開催日:2022年8月22日、29日
場所:朗文ホール
参加者:8名
担当講師:倉片孝恵

1日目は、創作民話 『ソメコとオニ』 斎藤隆介。
2日目は時代小説 『拐(かどわか)し』 藤沢周平。
「拐し」が共通の2作品をとりあげて、読み比べを楽しみました。思ったことや感じたことを話し合っているうちに、作品の中へ入って行って、自然に読み深めることができました。相乗効果を実感し、お互いの感性を磨き合った2日間でした。

参加者の感想
  • 二作品を読み比べて共通点を探したり、とても新鮮な充実した講座でした。また参加したいです。
  • 1回目は子どもとオニの創作民話。2回目は大人の小説。“人生の経験がパンパンに詰まっている”私たち出席者の活発な意見は尽きませんでした。楽しい時間でした。
  • 犯人たちの悪を描きながら、実はその悪を犯す人にも人間の心(やさしさ)があるのですね。
  • 今回のテーマ通りの内容、構成、展開で、2作品の取り上げ方がその説得力を高めていました。また、皆様との話し合いから、作品選び、人物理解の大切さに気付かされました。「朗読劇」は共に作品を読みを楽しみ、味わう貴重な体験でした。そして何より、ご一緒した方々が素敵な味わいを醸し出されて勉強になりました。

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