2023年 夏の特別講座―生誕100年 池波正太郎―
7月29日(月)と8月7日(月)10:30~12:30実施 参加者5名
1日目:年譜に沿って作家の人生を辿り、人となりについて、また恩師「長谷川伸」との師弟関係について理解を深めた。
2日目:参加者による所蔵本の紹介。作法の特徴である「改行」「カッコの種類の多用」などを『鬼平犯科帳(5)』「兇賊(きょうぞく)」の冒頭部分を朗読して味わった。
〈参加者の感想〉
「面白い」こんなに個性豊かな人間性、魅力的な作品に触れて、もっと読みたいと興味がわき、帰りに本を買った。恩師長谷川伸との心温まる師弟愛に感動し、早速、記念文庫に行って来た。「文章作法」を具体的に知り、「兇賊」を朗読してその真髄に気づかされた。資料が多彩、交流の場もあり、受講者同士の触れ合いが図られて嬉しかった。この経験を活かし、池波作品の朗読にチャレンジしたくなった。
―台東区立中央図書館内に「池波正太郎記念文庫」があります。長谷川伸師から贈られた掛け軸や煙草盆も展示されています。「文庫報」をいただくのをお忘れなく。これからも講演会や講座が開催されますので、興味のある方お出かけください。―
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